朝方、「足がつった!」ということありませんか??
今回はその対処法についてお話します。
足の筋肉がつること、特にふくらはぎの筋肉が痙攣(けいれん)することを「こむら返り」といいます。
基本的には病気ではありません。
ふくらはぎの筋肉が異常な緊張をおこし、「筋肉が縮んだまま、緩まない状態」になり、激しい痛みを伴う症状です
ちなみに、こむらがえりの「こむら」はふくらはぎのことを指します。
原因と症状
なぜ、こむら返りが起こるのか説明します。
通常 足を動かすためには
→ 脳から指令で筋肉に指令がいって「動く」!だから脚が動きます。
こむら返り時には
→脳の指令なく、筋肉が勝手に縮み、筋肉が緩まない状態になり、激しい痛みを伴います。
この「伸ばす」ことが、応急措置になります!
筋肉のセンサーの異常が原因
原因① 体の冷えによる血行不良
朝方に、「こむら返り」が起こるのは理由があります。
気温が朝3時から6時までが1日の中で最も低くなり、
そして、体温も朝3時から5時までが
最も低くなります。
体も冷える=筋肉が冷え血管も収縮=血行不良に!
血行不良は緩みセンサーの機能低下に影響を与えます。
原因② ミネラル&水分不足
緩むセンサーの機能低下に、
最も大きな原因といえるのが、
ミネラルバランスの乱れです。
カルシウムとカリウムは、筋肉の動きや神経の
伝達をスムーズにする働きがあります。
ミネラル不足は緩みセンサーの機能低下に影響を与えます。
女性は妊娠中ミネラル不足になりやすく、それが原因でこむらがえりを引き起こすことがあります。
過剰摂取はよくありません!バランスの良いミネラル摂取を心がけましょう
原因③ 運動不足
高齢者多くは、慢性の運動不足のために、常にふくらはぎが緊張した状態になります。
更に加齢によってもこの緩みセンサー機能は衰えます
高齢者だけではなく、デスクワークの方で長時間足を動かさないことでも、
ふくらはぎは緊張した状態になります。
筋肉の過緊張は緩むセンサーの機能低下に影響を与えます。
こむら返りを防ぐ対処法
対処法① 脚を冷やさず、温める
寝る際には、薄着にならずに体を冷やさないことが何よりの対処法になります。
良くこむら返りをする方は、足浴などもオススメです。
対処法② ミネラル&水分をしっかり摂取する
【ミネラル】
ナトリウム | 梅干や漬物、醤油や味噌、ハムや練り物 |
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カルシウム | 牛乳・チーズ・ヨーグルトなど乳製品、魚、小松菜、大豆製品 |
カリウム | アボカド・トマト・バナナなど野菜果物、海藻類、大豆製品 |
マグネシウム | ほうれん草やオクラなど野菜、ナッツ類、大豆製品 |
予防するには、十分なミネラルの摂取が欠かせません。
スポーツドリンクや麦茶もミネラルが豊富です
ただ、スポーツドリンクは糖分も多く含まれるので注意を!
なので、おすすめするのは、昔から日本人が夏に欠かせない飲み物です!
寝る前に、コップ1杯の「麦茶」がオススメです!ミネラル豊富です!
夏は「麦茶」を飲む習慣は理に適っています。
夜中にトイレに行くのが嫌で、水分をひかえる人がいますが、こむら返りを助長することになります。
水分補給をしっかりしましょう!!
ただ、注意して欲しいのが、水分補給したつもりが
おしっこを促進して出ちゃっているパターンがあります
また、サプリメントでミネラルを補うこともおすすめです。
対処法③ 運動&セルフケアをする
【運動】
ふくらはぎの過緊張を緩和するために、運動する!
つま先立ち10〜20回を2〜3セット
上記の運動がつらい方は椅子を持ったままで行っても大丈夫です。
【セルフケア】
タオルを使用しゆっくりふくらはぎを伸ばす!
30秒から60秒
基本ー上記の運動した後に伸ばして欲しいです
*きつくやる必要はありません!伸びた感じがあれば大丈夫です
足裏の痙攣について
ふくらはぎに次いで、多いのが足裏の痙攣です。
ここも、よく痙攣する方も多いのでセルフケアを紹介します。
【運動】
グーパー体操です!(交互に20回)
足裏には、指を曲げる筋肉が通ってます!
その筋肉を動かさないことで硬くなっているので、
是非、この運動をやってみてください。
応急処置は痛いところを伸ばす
筋肉が意図しないところで「縮む」ため、応急処置として痛い(縮んだ)ところを伸ばします。
足の指を持ち、体の方へとゆっくりと引き寄せ、アキレス腱を伸ばしましょう。
注意して欲しいのは、無理やり一気に伸ばすと筋肉が痛めることもあります!
慎重に、ゆっくり伸ばしてくださいね。
やってみたけど良くならない方へ
こむら返りは、大半が一過性です。
でも、たびたび続く場合は、念のため、循環器系か神経内科、あるいは整形外科を受診しましょう。
「ダントリウム」など筋肉を弛緩させる、筋弛緩薬が処方されるか、「芍薬甘草湯」という漢方を処方される先生もいます。
どちらも効果的だと思います。
病気を知らせるシグナル
こむらがえりは死に至る病気ではなく、予後は良好です。
ただ、こむら返りは糖尿病や腎不全、動脈硬化など
思いもよらない病気を知らせるシグナルとして
起こる場合もあるので、気になる場合は、
医療機関へ受診もおすすめします。
最後に
こむら返りは、「病気を知らせるシグナル」でもありますが、
「筋肉からのシグナル」だと思います。
「しんどいよー」と言っていますよ!
下半身がつる方は、血流の流れが悪いです。
骨盤の歪みや下半身の使い方が良くない
=筋肉が疲れやすい状態
なので、カラダをみつめなおすチャンスです!
分からない場合は是非、当院をご利用下さい。
当院は
腰痛
坐骨神経痛
ギックリ腰
産後骨盤矯正
マタニティ整体
逆子整体
腱鞘炎
などでお悩みの方はご連絡ください
腰痛・マタニティ・産後骨盤矯正専門整体
岡本mameラボ.
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