産褥期の過ごし方
ブログ
2024年06月9日
出産という大仕事を終え、いよいよ赤ちゃんとの新しい生活が始まります。
幸せいっぱいですが・・・・
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ママの身体がすぐに戻るわけはありません!
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産後の身体が少しずつ元の状態に戻って
いくまでの期間を
産褥期(さんじょくき)といいますが、
「この時期はどう過ごしたら良いか分からない」
「どう過ごすのがベストなの?」
このブログでは産褥期にやってはいけないことや、回復を早めるポイントについてお伝えしていきます。
ぜひ、ママだけでなくパパや他の家族とも「産褥期」についての少しでも知って頂き優雅な産後を過ごせるように準備してみて下さい。
産褥期(さんじょくき)とは
産褥期とは、出産直後から6〜8週を意味します。
ママの身体が妊娠前に少しずつ戻っていく期間のことです。
身体の戻るスピードは個人差はありますが、
この時期は無理をしては絶対にいけません!
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産後6~8週間は、身体を休めることに集中しましょう。
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何を言ってもまずは、まずはこれです!!
「安静」と「睡眠」です!
産褥期と上手に、回復を早めるには、
しっかり睡眠をとって身体を休ませ、安静に過ごすことがポイントです。
大げさかもしれませんが・・・・・
出産を終えた身体には、
交通事故に遭ったくらいの衝撃と傷が残っています。
交通事故の怪我にも「後遺症」が残ることがあるように、産後に無理をしてしまうと、その後も長く体調を崩しやすく、回復も遅れていきます!
そこを理解し、パパやその他の家族が、環境を整えましょう!
①産後すぐから3週間まで
産後すぐから3週までは授乳など赤ちゃんに関する
最低限のお世話にとどめてママの回復を最優先に!
「安静」と「睡眠」です!
しかし、最低限のお世話といってもママはゆっくりできないのが現状です。
赤ちゃんの健康管理や夜間授乳など、初めてのことで体力的・精神的な負担になっていきます。
この時期のパートナーの育休取得率は100%になって欲しいですね!
ここでパートナーや家族がどれだけサポートできるかで、ママの今後の体調に大きく影響があります!
ママを全力サポートしましょう!!
上のお子さんや、赤ちゃんの身の回りのお世話は、パートナーや家族に協力が必要です。
②産後3週〜4週間の過ごし方
産後3週間を過ぎた時期のことを「床上げ」とも呼びます。
産後3週間を過ぎたら、「安静」が中心だった生活から少しずつ起きて行動しても良い時期になります。
産後3~4週間には、赤ちゃんとママの1ヶ月検診を受ける時期が来るため、母体の回復が順調であれば、負担のかからない範囲で少しずつ家事を再開していきましょう。
まだまだ赤ちゃんはまとまって寝ないので、ママも睡眠不足になりがちなので、無理は禁物です。
しんどければ、横になって休んでくださいね!
産後5週から8週間の過ごし方
無理せずに少しづつ少しつづ、
元の生活へ戻していく時期になります。
「もうすっかり元通り」と、ママだけでなくパパや他の家族も感じるてくる時期でもあります。
しかし、妊娠前の状態に戻るには3ヵ月~1年もの長い時間が必要です。
まだ、ママの身体はいつもどおりではありません!
慣れない育児と家事の両立で疲れやすく、寝不足になるママも多いため、産褥期を過ぎても油断せず、無理しない生活を心がけましょう。
引き続きサポートする家族は、ママをサポートを!
産後3つの絶対にダメなこと
- 無理をする
- 湯船につかる入浴
- 性行為(挿入)
先ほどから何度も言ってますが、無理は禁物!
完璧に家事や育児はする必要はないです!
産後6~8週間は、身体を休めることに集中しましょう!
産後の1ヶ月健診で医師に許可をもらうまでは、入浴はシャワー浴のみにしましょう!
子宮口が開いた状態で湯舟に浸かると、細菌などが体内に入り感染症を起こすリスクがあるからです
寒い時期でシャワーでは身体が暖まらないという方は、浴室や脱衣所を十分に暖かくしたり、足湯をしたりして身体を冷やさないことも大切です。
子宮口が閉じるまでには3~4週間かかるといわれていますが、これはあくまでも目安です。
産後の性生活を開始していいのは、1ヶ月健診で体調面に問題がないとされた時です
産後の性行為は、体調の回復や膣や子宮の傷からの感染リスクがある為に考慮して行う必要があるからです。
ただし、帝王切開の方は、もう少し期間が必要な場合もあります。
あくまでも無理のないように、ママの体調を優先に!
産後7つのなるべく避けた方がよいこと
- 目を使い過ぎ
- 水仕事
- ダイエット
- 喫煙
- 飲酒
- 長時間・長距離の外出
- カフェインの摂りすぎ
産後はホルモンバランスの影響に加え、出産時の体力消耗、育児による疲労、睡眠不足、ストレスなどで、妊娠中よりさらに目が疲れやすく、集中できなくなります。
また、スマホやパソコンの発するブルーライトは、目への刺激や負担も大きく、目の疲労が蓄積し、疲労がピークになっている可能性も少なくありません。
産後はホルモンバランスの変化により、身体が冷えやすい状態になっています。
そして、冷たい水に触れる家事や仕事は、身体の冷えの原因になります。
身体が冷える=血流が悪くなることで回復の遅れにつながります。
身体をできるだけ冷やさないためにも、冷たい水で手を洗う・洗い物をするなどを極力控え、体を温める生活を心がけましょう。
妊娠中に増えた体重が産後なかなか戻らないことが心配ですが、特に控えて欲しいのは
産褥期の激しい運動や食事制限を伴うダイエットです。
産褥期の時間は、ママの身体の回復を最優先に!
急激な体重減少は、育児をする上で疲れを助長させるためおすすめできません。
バランスよくしっかり食べて、無理な食事制限や激しい運動は避けましょう。
母乳育児中に喫煙すると、タバコに含まれるニコチンは母乳から赤ちゃんに移行し、中毒のリスクがあります。
これにより、赤ちゃんの興奮状態になって眠りにくくなる、下痢などの症状も見られることがあります。
タバコの煙は呼吸器系の疾患や喫煙は乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクがUPします!
両親がタバコを吸う場合、吸わない場合と比べてSIDSの発症率は4.7倍になるというデータがありますので、喫煙は極力控えることをおすすめします。
お酒に含まれるアルコールは母乳に移行し、
赤ちゃんの成長を妨げるといった影響を及ぼす可能性があります。
もし、母乳育児中に飲酒する際は、
飲酒後2~3時間空けて授乳することが
推奨されています。
しかし、生まれて間もない赤ちゃんは頻回授乳になることも多いため、
授乳時間を空けるのが難しい場合も多いかと思います。
産後の飲酒は絶対にいけないわけではありませんが、
赤ちゃんの授乳間隔が空くようになるまでは避けた方が良いでしょう。
新生児期の赤ちゃんはを連れて長距離・長時間の移動をするのは体力も気力も消耗します。
荷物が増えて重くなったり、周囲に気を使ったりする場面も多いため、身体が回復するまでは控えた方が無難です。
どうしても赤ちゃんを連れて長時間出なければならない場合は、無理せずに周囲の助けを遠慮なく借りましょう
産後のカフェインは、妊娠中と同様に
コーヒーであれば1日2杯程度(200~300mg)の摂取量を上限にして、摂りすぎないように注意が必要です。
カフェインも母乳にとおして、その作用によって赤ちゃんが興奮して眠りにくくなる可能性もあります。
いまは美味しいノンカフェインのお茶やコーヒーなどがあるので、この期間は工夫することをおすすめします。
ママはこのような状態で、なんとか前にすすもうとしています。
交通事故をして身体の体調も悪い、新入社員が、24時間、365日、不眠無報酬で大プロジェクトを遂行している感じです(笑)
なので、この産褥期は「安静」と「睡眠」、
ママが休める環境を整えてサポートして下さいね。
パパも辛いんですよ!
女性は妊娠から、徐々にママになるホルモンがでてきて、自動的にママスイッチが入ります、、、パパはないんですよ!
なので、どんどん赤ちゃんとパパをふれあいを!
ふれあうことで、パパにもでるホルモンがあり、その影響でパパスイッチをONへ!
ここでのポイントはお互い親は初めてで、分からないことだらけ!
ママが24時間勤務で、パパは8時間勤務!
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パパの方が楽でしょう!ではなく、
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お互い初めてのことだらけで頑張っています!
やっている時間の競争や比較ではなく、
「我が子を2人で育てる」ことがやりたいことだと思います!
相手を「批判」すればその「批判」は自分に返ってくる。
まずは、お互い辛いのだから、リスペクト!
尊重しましょう✨
新しい命と新しい家族!
楽しみませんか???
まずは、まずは、産後のママのこと知ることから!です
少しでも参考にしていただけたらと思いこのブログを書きました!